MLB324勝の鉄腕サットン氏が死去 98年殿堂入り ドジャース通算最多勝記録
米大リーグ通算324勝の記録をもつ殿堂入り投手、ドン・サットン氏が18日夜(日本時間19日)に死去した、と19日(同20日)、同氏の息子ダロンさんが自身のツイッターで公表した。75歳だった。
サットン氏はドジャースでメジャーデビューした66年から17年連続2桁勝利&15年連続200投球回を記録。81年にアストロズへ移籍した後はブルワーズ、アスレチックス、エンゼルスを渡り歩き、88年に8年ぶりに古巣ドジャースに復帰し、現役を退いた。
43歳まで投げ続け、メジャー23年シーズンの通算成績は774登板、324勝256敗5セーブ、防御率3・26。通算勝利数は歴代14位、5282投球回は同7位。20シーズンで200イニング以上を投げるなど、鉄腕として知られ、ドジャースでマークした通算233勝、3816回1/3投球回などは球団記録として残されている。98年に殿堂入りし、背番号「20」はドジャースで永久欠番になっている。