ハンク・アーロンさん死去、86歳 6日には元気にコロナワクチン接種とツイート

ハンク・アーロンさん(1974年撮影)
ハンク・アーロン氏と王貞治氏(1974年撮影)
王貞治とのホームラン競争を行ったハンク・アーロン(アトランタ・ブレーブス)
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 メジャー最多の通算2297打点と同2位の通算755本塁打などの記録を持ち、82年に殿堂入りしたハンク・アーロン氏が22日朝(日本時間23日)に死去した、とCBS電子版が伝えた。86歳だった。

 アーロン氏は今年1月6日、自身の公式ツイッターでAP通信の写真入り記事をリツイートし「新型コロナウイルスのワクチンを今日、受けたことを誇りに思う。みなさんも同じように受けられることを望みます」とつぶやいていた。記事は、アーロン氏がジョージア州の医療施設でワクチン接種を受けたことを伝えており、写真に写るアーロン氏はマスクを着け、元気そうな笑顔で椅子に座っていた。

 アーロン氏のメジャー23年の通算成績は打率・305、歴代3位の3771安打、同2位の755本塁打、同最多の2297打点。MVP1回、首位打者2回、最多本塁打4回、最多打点4回。ゴールドグラブ3回。球宴には55年から75年まで25年連続で選出され、82年に殿堂入りした。

 74年には日米野球で来日し、巨人の王貞治氏と本塁打競争を繰り広げ、10-9で勝利するなど、日本の野球ファンを魅了。77年に王氏が通算756本塁打を放ち、自身が持つ当時のメジャー最多記録を超えた時には祝福したことでも知られている。

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