MLBリアルミュート、5年120億円でフィリーズと再契約 史上最高平均年俸捕手に
米大リーグ、フィリーズからFAになっていた強打の捕手JT・リアルミュート(29)が5年1億1550万ドル(約120億円)でフィリーズと再契約した、と26日(日本時間27日)、大リーグ公式サイトが伝えた。選手の評価基準とされている平均年俸は2310万ドル(約24億円)で、捕手ではジョー・マウアーの2300万ドル(約23億8600万円)を抜いて史上最高額となる。
リアルミュートは高卒後の10年ドラフトでマーリンズの3巡目で入団。15年からレギュラーに定着し、18年オフにフィリーズへトレードされた。18、19年に20本塁打をクリアするなど、メジャー屈指の強打堅守の捕手に成長した。メジャー7年の通算成績は打率・278、95本塁打、358打点、44盗塁。19年にリーグ最高盗塁阻止率49%をマークするなどしてゴールドグラブ賞を受賞。18、19年には球宴にも出場した。
今オフのFA市場では昨季サイ・ヤング賞受賞のバウアーらとともにその動向が注目されていた。