米野球殿堂、8年ぶり該当者なし ボンズ氏らまたも落選

 【ニューヨーク共同】米国野球殿堂が26日、今年の記者投票結果を発表し、殿堂入りメンバーは8年ぶりに該当者がいなかった。レッドソックスなどで通算216勝を挙げたカート・シリング氏が71・1%で最も得票率が高かった。

 全米野球記者協会に10年以上在籍する記者の投票で75%の得票が条件。ともに現役時代に薬物使用が取り沙汰されたジャイアンツなどで歴代最多の通算762本塁打を放ったバリー・ボンズ氏は2位の61・8%、レッドソックスなどで通算354勝のロジャー・クレメンス氏は3位の61・6%で、10年目が最終の有資格9年目の今回も落選した。

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