大リーグ、年俸調停の公聴会開始 エンゼルス大谷も裁定へ

 【ロサンゼルス共同】米大リーグの年俸調停の公聴会が始まったと2日、AP通信が報じた。同日のメッツと内野手デービスを皮切りに13件が予定され、エンゼルスと今季契約で合意していない大谷翔平も名を連ねた。新型コロナウイルスの影響で史上初めてオンラインにより実施される。

 年俸調停の権利は出場登録が3年以上6年未満の選手に与えられ、昨季がメジャー3年目だった大谷は今オフに初取得した。大谷側は330万ドル(約3億5千万円)を求め、球団は250万ドルを提示。公聴会で両者が主張を述べ、年俸調停委員会の裁定でいずれかの希望額が採用される。

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