ドジャース、バウアー獲得で先発陣強化 カーショーら3人で400勝&年俸100億円!
昨季のサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)を受賞し、レッズからFAになっていたトレバー・バウアー投手(30)が5日(日本時間6日)、自身のユーチューブチャンネルで昨季世界一のドジャースと合意したことを発表した。大リーグ公式サイトによると、契約内容は3年1億200万ドル(約108億円)。今季の年俸は史上最高の4000万ドル(約42億3000万円)だという。
ドジャースは昨季のワールドチャンピオンでナ・リーグ西地区を8連覇中の強豪。先発陣には通算175勝、年俸約2330万ドル(約24億7000万円)のエース左腕カーショー、昨季は新型コロナウイルス感染を懸念して出場を辞退した同150勝、年俸3200万ドル(約33億9000万円)の左腕プライスがおり、75勝&4000万ドルのバウアーが加わり、400勝&100億円の豪華トリオを完成させた。この3人のほかにビューラー、ウリアス、メイ、ゴンソリンら成長著しい若い投手が控えており、強力な先発ローテーションを形成する。
注目されるのは同じ地区に所属するパドレスとの直接対決だ。今オフだけで3つのトレードで成立させ、カブスからダルビッシュを、レイズからスネルを、パイレーツからマスグローブを獲得し、メジャー屈指の先発陣を作り上げた。
連覇を目指すドジャースと14年ぶりにプレーオフ進出を果たし、勢いに乗るパドレスのペナント争いは激戦必至だ。