沢村 レッドソックスと2年契約、総額3億2000万円

 レッドソックスは16日、ロッテから海外FA権を行使した沢村拓一投手(32)と2年契約を結んだと発表した。3年目は双方に選択権が付く。米メディアによると、2年の総額は300万ドル(約3億2000万円)。

 沢村はセットアッパーの座を争うことになりそうだ。主に八回を担う投手は、オフに同地区のライバル、ヤンキースから獲得したオッタビノが最有力だ。元広島の右腕ブレイシア、左腕エルナンデスも候補に入る。沢村もオープン戦で好結果を残せば、僅差でリードした場面といった重圧のかかる役割を任されるだろう。

 単年当たりの年俸は高くないが、米メディアによると3年目の選択権が行使された場合は出来高によって最大で総額765万ドル(約8億2000万円)を得られるなど、能力を高く見込まれている。(金額は推定)

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