大谷翔平、メジャー4年目キャンプイン 二刀流調整 右足上げる打法で40スイング

キャンプ初日を迎え、キャッチボールするエンゼルス・大谷=テンピ(球団提供・共同)
キャンプ初日、投内連係の練習をするエンゼルス・大谷=17日、テンピ(球団提供・共同)
屋外の仮設テント内で食事をするエンゼルス・大谷(左)=17日、テンピ(共同)
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 エンゼルスの大谷翔平選手(26)が17日(日本時間18日)、アリゾナ州テンピの球団施設でバッテリー組のキャンプ初日を迎え、メジャー4年目に向けて本格的に始動した。

 球団広報提供の情報と映像によると、この日の大谷はストレッチなどで体をほぐし、黒と赤茶のツートーンのグラブと色の異なるボールを使って壁当ての後、水原通訳を相手にキャッチボール、さらには先発左腕ヒーニーとのキャッチボールで120フィート(約36・6メートル)まで距離を伸ばして37球を投げた。ノックでは軽快なフィールディングを披露する一方で打球に追いつけず、思わず奇声を発して悔しがる場面もあった。

 グラウンドでの練習を終えると、室内へ移動してウエートトレーニングのほか、ケージで約40スイング。昨季途中で採用した右足を上げてから踏み込む打撃フォームでバットを振るなど、初日から二刀流調整で汗を流した。

 昨季の大谷は18年9月の右肘手術をへて2年ぶりに二刀流に挑んだが、2度目の登板で右肘前腕部を痛め、その後は打者に専念。短縮シーズン60試合のうち44試合に出場したが、安定感を欠き、打率・190、7本塁打、24本塁打、7盗塁だった。

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