ダルビッシュ「33、34歳以上はDHを」「打つのが好きじゃない」 新天地は指名打者制度なし

 練習後にオンライン取材に応じたダルビッシュ
 ブルペンで投球練習をするダルビッシュ(パドレス提供)
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 「パドレス春季キャンプ」(18日、ピオリア)

 パドレスのダルビッシュ有投手(34)がキャンプ2日目にブルペン入りし、約30球の投球。練習後にはオンライン取材に応じ、新たな所属チームで迎える今季に向けての思いなどを語った。

 昨年12月末にカブスからパドレスへ移籍。新天地となるナ・リーグは指名打者(DH)制がない。これについてダルビッシュは「MLBで33歳以上、34歳以上はDHが使えるみたいな、そういうのはないのかなって最近ちょっと思っているほど、打つのが好きじゃないです」。アイデアの出どころを問われると、「自分で考えました、寝る前に」と答え、日米メディアを笑わせた。

 メジャー10年目。新型コロナウイルスの感染拡大により60試合の短縮シーズンとなった昨季は12登板で8勝(3敗)を挙げて日本人初の最多勝タイトルを獲得。リーグ2位の防御率2・01、同4位の93奪三振をマークするなどしてサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)の投票で2位に入った。

 それでも「言っても60試合のシーズンでしたから、結果をそこだけで判断するというのは、なかなか難しいと思うんですよね。本来なら100試合以上あるわけで、そこからどうなるかわかっていないですから」と自己評価。続けて「だから、自信としては一応、持ちますけど、一応、不安も毎年絶対あるので。体もオフシーズンを挟んでいますから変わっていますし、技術もレベルも変わりますから。そこらへんはあんまり考えずに、いつも言うように1試合1試合、目の前の試合に集中していくということになると思います」と謙虚に語った。

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