レンジャーズ有原、元同僚・エンゼルス大谷は「すごい選手」 同地区ライバルで対戦熱望

 キャンプ2日目に初めてブルペンに入った有原(レンジャーズ提供)
 練習後にオンライン取材に応じる有原
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 「レンジャーズ春季キャンプ」(18日、サプライズ)

 日本ハムからポスティングシステムでレンジャーズと2年契約を結んだ有原航平投手(28)がキャンプイン後初めてオンライン会見を行い、日米報道陣の質問に答えた。

 学生時代から抱いていた夢を実現させた有原が「すべてが新鮮で、刺激的で、楽しい」と声を弾ませた。渡米前にレンジャーズ入団を決断した理由を「いい部分も分析してくれたんですけど、ここをもっとこうしたらいいんじゃないか、という提案もしていただいた。そういうことは今までなかなかなかったので僕の中で興味が湧いたというか、もっともっと高いレベルでやりたいなというふうに思わせてくれた」と説明。メジャーでは「高めの直球」が有効だと教わったことを明かし、「このチームで練習を続けていけば、僕自身もっと伸びると思う」と言った。

 新天地での背番号は日本ハム時代の「16」ではなく、「35」を選んだ。「自分の中で全くイメージのない新しい番号。ここから再スタートだというイメージでやりたかった」。日本でチームメートだった大谷が所属するエンゼルスとは同じ地区。今季はオープン戦2試合、公式戦19試合が予定されている。「僕も早く対戦したいなと思ってますし、やっぱり、すごい選手なので何とか抑えられるように必死にやりたいなと思います」と対戦を熱望した。

 キャンプ2日目のこの日は初めてブルペンに入り、約30球を投げた。「とにかく今日はどのくらい自分が投げられるのかなというチェックみたいな感じで投げました」。新しい一歩を踏み出した右腕は「違うことだらけなんですけど、そこに適応、順応していくのも仕事の一つ。まずはそれに慣れることに頑張ろうと思ってます」と意気込んだ。

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