「パドレス春季キャンプ」（１９日、ピオリア）

　パドレスのダルビッシュ有投手（３４）が１９日（日本時間２０日）、自身のツイッターを更新。球団のキャンプ施設で日本人メジャー最多の１２３勝の記録をもち、パドレスのアドバイザーを務める野茂英雄氏（５２）と対面したことを明かし、「自分にはない強さがあるなと感じました」とつづった。

　ダルビッシュは前日のオンライン会見で「野茂さんって言ったら、ホントに伝説的な投手なので…。前も１回、フォークを教えてもらったことがあったんですけど、なかなか自分はそれを投げることができなかった」と、思い出話を披露。「今の自分だったら、ひょっとしたら投げられるかもしれないから、もし会う機会とかがあれば、もう１回、教えていただきたいなと思います」と“弟子入り”を志願した。

　ダルビッシュはこの日更新したツイッター（＠ｆａｒｉｄｙｕ）で「今日野茂さんが来られていて、久しぶりにお話をする事ができました！」とフォロワーに喜びの報告。「フォークの投げ方も丁寧に教えていただけました。それ以外にもたくさんヒントになるような言葉をいただいて感謝しかないです。また明日が楽しみです」（以上、日本時間午前５時５９分の投稿より引用）と記し、さらに「野茂さんと今まで投げる事についてあまり深く話したことはなかったのですが、今日はフォークのことだけでなく野茂さんが現役時代の時に気をつけていたことも聞くことが出来ました」（原文ママ、日本時間午前８時４６分の投稿より引用）と、日本のパイオニアと貴重な時間を過ごしたことを伝えた。