マエケン、ツインズ先発陣の中心になる!「アメリカに来て初めて思いました」
「ツインズ春季キャンプ」(21日、フォートマイヤーズ)
前田健太投手(32)がプルペンで33球を投げ、「初めてユニホームを着てきちんと投げた。しっかり力を入れることができましたし、感触としては良かったかなと思います」と手応えを口にした。
19年オフにドジャースからツインズへ電撃トレード。新型コロナウイルスの影響で60試合の短縮シーズンとなった昨季は11試合に登板し、6勝1敗、チームベストの防御率2・70。WHIP(1イニングあたりの与四球・被安打数)はメジャー1位の0・75をマークし、サイ・ヤング賞(最優秀投手賞)の投票では2位に入るなど、エース級の活躍を見せた。
前田はドジャース時代の4年間を思い返しながら「チームの中心になってやっていきたいなとアメリカに来て初めて思いました。ドジャースの時は自分が中心になってやっていきたいと思える成績も残せなかったし、環境ではなかった。ツインズに来て環境が変わって、去年1年いい1年になったので中心になってチームの優勝に貢献できればいいなと思ってます」と抱負。その一方で「自分はこのチームで一番だとは思ってない」とも話し、「去年は試合数も少なかったですし、ベリオスだったり、ピネダだったり、実績をしっかり残してるピッチャーがいる。(昨季は)1年といっても半分ぐらいで自分が一番だと思うのは、それは勘違い、やってはいけないことだと思うので、もっともっと実績を積み上げていかないと自分が一番だと胸を張って言えない」と、熱く語り、さらなる飛躍を誓った。