レンジャーズ・有原、納得3回1失点 味方の2失策にも粘った
「オープン戦、カブス9-0レンジャーズ」(8日、メサ)
レンジャーズの有原航平投手(28)がカブスとのオープン戦で3回2安打1失点。33球の省エネ投球で降板後は追加ブルペンで球数を補った。
一回こそ先頭打者に初球の直球を中前へ運ばれ、内野陣の2失策が絡んで1点を失ったが、1死満塁の場面はツーシームで狙い通りの遊ゴロ併殺で窮地を脱した。二回は7球、三回は11球で三者凡退。本領を発揮して「思ったところに投げられてる球も多かったので良かった」と満足感を漂わせた。
初登板だった3日のホワイトソックス戦は2回で41球を投げた。予定された球数を超えたため、いずれの回も2死で強制終了。スタンドからブーイングが起こり、悔しい思いをした。
5日間の調整期間は「しっかり制球できるように、ブルペンでは低めを意識して投げた」と有原。持ち味のリズムの良い投球を披露して「前回よりはボールを操れた。自信にして次につなげていきたい」と胸を張った。