大谷翔平 被災地の力になる!震災10年節目に決意「まだまだ頑張っていきたい」
1万5900人の命が奪われる戦後最悪の自然災害となった東日本大震災から11日、10年の月日が流れた。当時を最前線で支えた人、被災者として苦労を重ねた人たちが、野球人として、節目の日を迎えた今の思いを吐露した。
エンゼルス・大谷翔平投手(26)が球団を通じて渡米後初めて震災に対する思いを明かした。
岩手県出身の大谷は、花巻東1年の時に被災。コメントは「東日本大震災から10年」との書き出しで「月日とともに薄れていくことも多い中で『忘れてはいけない事』『忘れられない事』も多いかと思います」と続けた。
17年オフに日本ハムからエンゼルスへ移籍。日本球界を離れて、4年目を迎える。「自分自身できることは微力ではあると思いますが、少しでも被災地の力になれるようにまだまだ頑張っていきたいと思っています」と決意をつづった。
この日の大谷はインディアンスとのオープン戦には出場せず、キャッチボール40球の後、ブルペンで22球を投げた。中7日のマウンドとなる13日(同14日)のホワイトソックスとのオープン戦に向けて調整した。