大谷翔平、イチローさんの前で8戦連続安打&初盗塁 打率は驚異の・600

マリナーズ戦前に、イチローさん(右)と話すエンゼルス・大谷=ピオリア(共同)
エンゼルス戦でマリナーズのベンチに入ったイチローさん(右奥)。手前は四球を選び出塁するエンゼルス・大谷=ピオリア(共同)
マリナーズ戦の1回、四球を選び出塁するエンゼルス・大谷=ピオリア(共同)
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 「オープン戦、マリナーズ-エンゼルス」(17日、ピオリア)

 エンゼルスの大谷翔平投手(26)が「1番・指名打者」で出場し、1打数1安打1四球、2得点、1盗塁。オープン戦全8試合で安打を記録し、打率を・600(20打数12安打)とした。

 韓国プロ野球で実績を残し、オフにマリナーズと2年契約を結んだ右腕フレクセンとの対決。一回の打席はワンボールからチェンジアップを空振りしてカウント1-1とした後、3球連続ボールで四球。ウォードの左前打で二塁に到達した後、左翼手がゴロ打球をこぼすのを見てすかさず三進。3番ウォルシュの右前適時打で先制のホームを踏んだ。

 二回の第2打席は初球、内角低めのカーブをファウルにした後、ワンバウンドになる138キロ変化球を見送ってカウント1-1。3球目140キロカットボールを空振りして追い込まれたが、4球目142キロ変化球を流し打って左前へはじき返した。敵軍内野陣全体が右へ寄るシフトの破る技あり打だった。

 オープン戦初戦からの連続安打試合を8に伸ばした大谷はウォードの中前打で二進。1死から重盗を成功させて今季実戦初盗塁を記録し、三塁ゴロの間に2得点目をマークした。

 試合前のフィールドではマリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターのイチローさんの元へ駆け寄り、帽子を取ってあいさつ。笑顔で話し込んだ。

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