カブスの有望投手、球団支給バッグに覚醒剤9・5キロ所持で逮捕と現地シカゴ報道
米大リーグ、カブスの有望マイナー選手のヘスス・カマルゴ投手(25)が覚醒剤の原料となるメタンフェタミンと覚醒剤の成分を含むオキシコドンの錠剤9・5キロを所持していたとして逮捕された、と20日(日本時間21日)、シカゴ・サンタイムズ紙電子版が伝えた。
同紙によると、カマルゴは19日にコロラド州イーグルでスピード違反と車線変更を繰り返す危険運転により警察当局に拘束。警察犬を使って車内を調べたところ、球団から支給されたチームのロゴ入りダッフルバッグの中からグローブやスパイクと一緒に大量のメタンフェタミンとオキシコドンの錠剤や現金が見つかったという。
メキシコ出身の同投手は14年にインターナショナル・フリーエージェントでカブスと契約。昨季は新型コロナウイルス感染拡大によりマイナーのシーズンは中止となったため、登板機会はなく、19年は1Aで36登板、4勝3敗4セーブ、防御率3・59の成績を残した。
同紙の取材に対し、カブスは「この件に関して現在調査中のため、コメントは差し控えたい」と回答したという。