「オープン戦、レンジャーズ６－４エンゼルス」（２３日、サプライズ）

　エンゼルスの大谷翔平投手（２６）が２３日、レンジャーズとのオープン戦に「１番・ＤＨ」で出場。３打数１安打で１０試合連続安打を記録し、打率・６００とした。

　三回１死一塁。１９年に１２勝を挙げた右腕・ライルズの初球だ。初回の打席で空振り三振を喫したカーブを中前へはじき返した。１死一、三塁と好機を拡大し、塁上で笑顔を見せた大谷は２死から二盗にも成功した。

　試合前には日本ハム時代の同僚だったレ軍の有原と再会した。その姿を見つけるや深々とお辞儀して相手を笑わせてから握手。約６分間、話し込んだ。

　球団広報によると、前日には国際宇宙ステーションに滞在する野口宇宙飛行士とビデオ通話で交流。会話には「１番・投手」でリアル二刀流を実現させた２１日のパドレス戦の話もあったという。