エンゼルス・大谷 4・5ホワイトソックス戦で今季初登板 リアル二刀流可能性も
米大リーグ、エンゼルスは28日(日本時間29日)、大谷翔平投手(26)の今季初登板が本拠地での開幕4戦目、4月4日(同5日)のホワイトソックス戦になると発表した。
マドン監督はこの日の会見で大谷の打順を「2番打者として見ている」と話し、4月1、2日の開幕2試合は「2番・DH」で出場を示唆。また、投打で出場する時も2番に置く考えを示した。
3年ぶりに二刀流で臨む今季はここまでオープン戦3試合に先発。「1番・投手」で出場した21日のパドレス戦では渡米後最速の164キロをマークするなど、調整は順調だ。
大谷はメジャー1年目の18年10月に右肘手術を受け、昨年7月に投手復帰。しかし、2度目の登板で右前腕部を故障し、その後は打者に専念しながらリハビリを続けてきた。
大谷の初先発はエ軍にとって今季最初の全米中継だ。策士マドン監督がDHを解除し、「2番・投手」のリアル二刀流を実践する可能性は十分考えられる。