大谷 2番で出陣!メジャー開幕へ最高の状態「1戦目から活躍」
米大リーグは4月1日(日本時間同2日)に全30球団で一斉にレギュラーシーズンを開幕する。ともに開幕投手を務めるパドレスのダルビッシュ有投手(34)、ツインズの前田健太投手(32)は3月31日、最終調整に努めた。メジャー4年目で投打「二刀流」の完全復活を目指すエンゼルスの大谷翔平投手(26)は本拠地アナハイムでのホワイトソックス戦に打者出場する見込み。レギュラーシーズンは昨季、新型コロナウイルスのため60試合制で無観客開催だったが、今季は本来の162試合制に戻し、観客を入れる。
大谷はメジャー4年目で、投打に最高といえる仕上がりだ。1918年のベーブ・ルース以来の同一シーズンでの「2桁勝利、2桁本塁打」の快挙が懸かる。「しっかりと1戦目から活躍できるように頑張りたい」と意気込む。
ホワイトソックスとの開幕戦は「2番・指名打者」での先発出場が見込まれる。オープン戦は打率・548、5本塁打と好調だ。
投手では4日(日本時間同5日)の開幕4戦目で今季初登板する。投打の「二刀流」の完全復活は投手の出来が鍵を握る。オープン戦最終登板でまめがむけた右手中指には「しっかり投げれば、ある程度強化された状態にはいく」と回復に自信をにじませる。
開幕に本拠地でプレーするのは渡米後初めて。昨季は新型コロナウイルスの影響で無観客の試合しかなく「お客さんの入った中でできるので、楽しみにしている」と心待ちにした。