大谷翔平、フェン直3点二塁打と129M3号ソロ 米通算50本塁打 豪快3度目マルチ
「ブルージェイズ-エンゼルス」(9日、ダンイーデン)
エンゼルスの大谷翔平投手(26)が「2番・指名打者」で出場し、4点リードの五回に中越え3号ソロを放った。メジャー通算50本目の本塁打。二回には走者一掃の3点適時二塁打を記録しており、早くも1試合4打点を記録した。シーズン3度目のマルチ安打で3試合連続安打とした。
第1打席こそ空振り三振を喫した大谷だったが、1点リードの二回2死満塁の絶好機にカウント1-2と追い込まれながら外角低めの129キロチェンジアップをバットの先でとらえた。バランスを崩されながら最後は右手一本でスイングとなったが、持ち味のパワーさく裂。飛距離113メートルの打球は右中間フェンスを直撃し、3人の走者が一気に生還した。
大谷のバットがふたたび、火を噴いたのは五回だ。先頭で打席に立ち、初球、低めの148キロシンカーをすくい上げると打球は軽々と中堅フェンスの左側を越えた。飛距離129メートルを計測した豪快な一発。「2番投手」で出場した4日のホワイトソックス戦以来、4戦ぶりの本塁打はメジャー通算50本目となった。