大谷「体調良くなかった」、ダルビッシュ「影響なし」ワクチン接種後の反応さまざま
エンゼルスの大谷翔平投手(26)が「2番・指名打者」で出場し、五回に3号ソロを放つなど、5打数2安打4打点。松井秀喜(175本塁打)、イチロー(117本塁打)に続いて日本選手3人目のメジャー通算50本塁打を達成。今季3度目のマルチ安打でチームの勝利に貢献し、打率を・300(30打数9安打)とした。
試合後のオンライン取材。開幕直後は打率・548を残したオープン戦の打撃ができていなかったことを問われた大谷は「そうですね、体調もそんなに良くなかったというのもありますし、今は戻ってきてだいぶスイングもいいんじゃないかなと思います」と言った。
1日に開幕したホワイトソックス4連戦。大谷は2戦目で右翼線三塁打と1号を放ったが、最初の3試合の打率は・231(13打数3安打)で6つの空振り三振を喫した。本調子ではなかった理由を「ワクチンですね」と苦笑いしながら明かした。
パドレスのダルビッシュ有投手(34)もワクチンを接種した選手の一人だ。開幕投手に決まっていたため、ワクチン接種は開幕直前ではなく、1日の降板後だったという。中4日で臨んだ6日のジャイアンツ戦は勝ち星こそつかなかったが、6回3安打1失点と好投。「自分は全く影響なくて、具合が悪くなってる人が多かったんですけど、自分は何もなかったです」と話した。
米メディアの報道によると、米大リーグ機構(MLB)は新型コロナウイルスのワクチン接種を終えた選手、首脳陣らに対し、感染防止規定の運用を緩和する方針。各球団に送付した文書の中でワクチン接種を推奨したという。