大谷翔平、次回登板は15日以降 右手中指マメ 指揮官が13日ブルペン入りの可能性示唆
「ブルージェイズ-エンゼルス」(10日、ダンイーデン)
エンゼルスの大谷翔平投手(26)の次回登板日が14日(日本時間15日)以降にずれ込む可能性があることがわかった。
10日の試合前のオンライン会見でマドン監督が右手中指のマメの影響で次回登板日が決まっていない大谷の調整について「月曜日に(遠征地の)カンザスシティでブルペンに入ると思う」と発言。通常、ブルペンの投球練習の後は最低1日の調整日を要することから次回登板は最速でも14日(同15日)になるとみられる。
大谷はオープン戦期間中の3月21日のパドレス戦の登板で右手中指にまめができ、同29日のドジャース戦の試合中に患部が破れて3回途中で降板した。公式戦では開幕4戦目の4日のホワイトソックス戦に「2番・投手」で出場。92球を投げ、公式戦自己最速タイの101・1マイル(約163キロ)をマークするなど、14球が160キロ越えを計測したが、指揮官によると、投球終盤で患部を悪化させていたという。
9日の試合前に患部のバンデージを外してキャッチボールと遠投を行った大谷は、試合後の会見で「今日も投げてみて予想よりも良かったので、案外早く投げれるんじゃないかなと思ってます」と現状を説明。マメの対処法については「一番は完全に治した方がいいんですけど、硬くするにも投げなきゃいけないので、ある程度、投げるという作業は必要ですし、再発が一番良くはないんですけど、その中間というか、投げ続けながら、できれば試合で投げた方がよりいい」と話した。