レッドソックス・沢村、初ホールド 反撃ムード断ち切る
「オリオールズ9-14レッドソックス」(11日、ボルティモア)
反撃ムードを断ち切った。レッドソックス・沢村が初めてリードした場面で登板し、メジャー初ホールドをマークした。
ボルティモアでのオリオールズ戦。10-1の楽勝ムードから六回に3点を返され、さらに3点を奪われた七回2死からマウンドに。わずか2球で打者を仕留めると、直後の攻撃で味方が一挙4得点。
八回も無失点で抑え、1回1/3を無安打無失点。「チームが勝って良かった」と冷静に喜んだ。コーラ監督は「チームにとって大きい投球だった。いい直球を投げていたね」とたたえた。
デビューから4試合連続無失点で、ここ3試合は安打も浴びていない。劣勢の場面から、勝ちパターンの一角へ。今後の起用法の変化を感じさせる18球だった。