大谷翔平、次回登板は20日以降か 右手中指マメでツインズ3連戦も回避の可能性
「ロイヤルズ-エンゼルス」(12日、カンザスシティ)
エンゼルスの大谷翔平投手(26)の次回登板日が19日(日本時間20日)以降にずれ込む可能性が出てきた。
12日の試合前のオンライン会見でマドン監督が、右手中指のマメの影響で登板を回避している大谷の次カードのツインズ3連戦(同17~19日)の登板について「100%確かではないが、投げられないのは間違いないだろう」と話した。ツインズには前田が所属しており、大谷との投げ合いや直接対決が注目されている。
大谷はオープン戦期間中の3月21日のパドレス戦の登板で右手中指にマメができ、同29日のドジャース戦の試合中に患部が破れて3回途中で降板した。公式戦では開幕4戦目の4日のホワイトソックス戦に「2番・投手」で出場。オープン戦を含めて最多となる92球を投げ、メジャー公式戦自己最速タイの101・1マイル(約163キロ)をマークするなど、14球が160キロ越えを計測したが、指揮官によると、投球終盤で患部を悪化させていたという。
大谷は今季初登板以降、マウンドに立っておらず、患部の治療と並行しながらキャッチボールや遠投などで調整。指揮官によると、大谷はこの日の試合前にブルペンで投球練習を再開した。患部にバンデージを巻くことなく、軽めに10球を投げ、今後は強度を上げていくという。投球中に指を気にする仕草を見せていたことには「良くない情報は何も受けていない。投球ごとに指を気にするのは自然なこと。マット・ワイズ(投手コーチ)の話でも変わったところは何もなかったということだった」と話した。