大谷翔平、四球で11戦連続出塁 7戦ぶり無安打 チームは今季初の連敗
「ロイヤルズ6-1エンゼルス」(14日、カンザスシティ)
エンゼルスの大谷翔平投手(26)が「2番・指名打者」で出場し、3打数無安打1四球だった。連続安打試合は6で止まり、打率は・340(47打数16安打)。開幕2戦目から11試合連続出塁とし、出塁率は・380。チームは今季初の連敗を喫した。
右腕ケラーに対し、初回の打席は空振り三振。立ち遅れる形でファウルと空振りで追い込まれ、カウント1-2からの7球目、外角高めへの154キロの釣り球にバットは空を切った。
しっかりバットを止めたのは三回の打席だ。ワンボールから2球連続ファウルで追い込まれながら内角低め、ワンバウンドになる138キロスライダー、さらに外角高めにはずれた158キロ直球を見送ってフルカウント。最後は前打席で三振を喫したほぼ同じコース、外角高めの156キロを見極めて一塁へ歩いた。1死満塁の絶好機を演出したが、好調のトラウトとウォルシュが連続で空振り三振を喫し、先制点はならなかった。
2点を追う五回の打席はカウント1-2から内角低めのスライダーに空振り三振。
1-5の八回は先頭で左飛。3番手ストーモントに対し、ワンボールから内角高めの154キロ直球を逆方向へ打ち返したが、詰まり気味の飛球は左翼手のほぼ定位置だった。
球団広報部によると、大谷はこの日の試合前にブルペンに入って23球を投げた。今季初登板となった4日のホワイトソックス戦で右手中指のマメが悪化。ブルペンでの投球練習は10球を投げた2日前に続いて2度目だったが、マドン監督は次回登板日を明言しなかった。エンゼルスは16日(日本時間17日)から始まるツインズ3連戦はヒーニー、キンタナ、カッブの先発を発表しており、大谷のマウンド復帰は19日(同20日)以降になる見込みだ。