沢村、吠えた!メジャー初勝利 好救援で1回1/3無失点3三振 菊池は初黒星

マリナーズ戦の4回途中から登板し、1回1/3を1安打無失点に抑えたレッドソックス・沢村=ボストン(AP=共同)
マリナーズ戦の4回途中から登板し、1回1/3を1安打無失点に抑えたレッドソックス・沢村=ボストン(USAトゥデー・ロイター=共同)
マリナーズ戦の4回途中から登板し、1回1/3を1安打無失点に抑えたレッドソックス・沢村=ボストン(AP=共同)
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 「レッドソックス6-5マリナーズ」(23日、ボストン)

 レッドソックスの沢村拓一投手(33)が3-2の四回2死一、二塁のピンチで起用され、1回1/3を無失点に抑える好救援でメジャー初勝利を手にした。

 シーズン9度目のマウンドは1点リードの四回2死一、二塁の場面だ。先発ペレスからバトンを受けた沢村は1番ハニガーに対し、カウント1-1から156キロ直球を外角低めに決めて追い込むと、最後は宝刀146キロスプリットで空振り三振。マウンド上で「シャー!」と雄叫びを上げた。

 イニングまたぎとなった五回は先頭フランスをスプリットで空振り三振。続くシーガーは痛烈な打球を一塁手がはじく失策。走者を背負っても慌てることはなく、昨季新人王の4番ルイスをスプリットで空振り三振に斬る。5番ホワイトにはカウント2-2から内角低めのスプリットをとらえられ、打球は左翼フェンスのグリーンモンスターを直撃。しかし、左翼バーデューゴが素早い打球処理から三塁への送球で一走を刺す好守を見せ、無失点で切り抜けた。

 沢村はここまで9試合に登板し、1ホールド、防御率1・80。10イニングを投げて10三振をマークしている。地元メディアによると、スプリットの平均速度91・9マイル(約147・5キロ)はファミリア(メッツ)の92マイル(約147・6キロ)に次いでメジャー2位だという。

 マリナーズの先発、菊池は五回途中6安打5失点で今季初黒星。初回に味方打線が1点を先制したが、リードを守り切れずにシーズン4度目の登板でも今季初星は手にできなかった。

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