大谷翔平、登板翌日は「2番・DH」で出場 指揮官「打ちたいと言ってきた」
「レンジャーズ-エンゼルス」(27日、アーリントン)
エンゼルスの大谷翔平投手(26)が「2番・指名打者」で出場することが発表された。4日と26日の投打同時出場、5日の代打を含め、開幕から22試合連続でプレーする。
大谷は前日の試合に「2番・投手」で2度目の投打同時出場。メジャー移籍後初めて中5日となったマウンドは初回こそ4点を失ったが、二回以降を無失点。5回、75球を投げて3安打4失点、3四死球、9奪三振で3年ぶりに勝利投手になった。打っては二回に2点適時二塁打を放つなど、3打数2安打2打点、3得点でチームの連勝に貢献。7度目のマルチ安打で打率を3割に戻した。
前回20日の登板翌日同様、大谷をスタメンで起用したことについてマドン監督は試合前の会見で「昨日の試合後に私のところに来て『明日も打ちたい』と言ってきたので『わかったよ』と。体調が良ければ出場するというのが同意条件の一つですから。彼はロックンロールの準備ができていたので起用することにした」と説明した。
レンジャーズの先発は右腕のフォルティネビッチ。前回21日の対戦で大谷は三回の第2打席で右中間へ5号ソロを放っている。
▽エンゼルスのラインアップ
1番・二塁 フレッチャー 打率・258、0本塁打、10打点
2番・DH 大谷 打率・300、7本塁打、18打点
3番・中堅 トラウト 打率・426、6本塁打、14打点
4番・三塁 レンドン 打率・257、1本塁打、3打点
5番・右翼 ウォルシュ 打率・319、4本塁打、16打点
6番・左翼 アップトン 打率・239、5本塁打、12打点
7番・一塁 プホルス 打率・222、5本塁打、11打点
8番・遊撃 イグレシアス 打率・268、2本塁打、4打点
9番・捕手 ベンブーム 打率・250、0本塁打、1打点
投手 キンタナ 0勝1敗、防御率9・00