エンゼルス・大谷フェン直二塁打 惜っし~116メートル、本塁打まであと数センチ

 「レンジャーズ3-4エンゼルス」(28日、アーリントン)

 あと数センチ。エンゼルスの大谷が二回に左翼フェンス直撃の二塁打を放った。飛距離116メートル。打球はフェンス最上部に記された本塁打を示す黄色の線に当たってグラウンドに落ちた。

 審判団が映像で再確認するほどの際どい打球だったが、判定は覆らず。メジャートップタイの8本目の本塁打にはならなかったが、持ち味の逆方向への力強い当たりで滑り込むことなく、二塁を陥れた。

 ここまで開幕から投打同時出場2試合を含め、全23試合に出場している。打率・284、リーグ2位の7本塁打、同5位の18打点。投げては3戦1勝0敗、防御率3・29だ。

 MVP3回の41歳ベテラン、プホルスは開口一番「すごい」とうなった。打率・548を残したオープン戦で打球の65%が中堅から左方向だったことを挙げ「シーズン入っても好調を維持している。本当に素晴らしい。そういう時の彼はデンジャラスだ」と言った。

 マドン監督は大谷の次回登板は5月3日(同4日)のレイズ戦になると発表。自身の連勝を懸け、中6日でマウンドに立つ。

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