大谷翔平 スプリット無敵!19打数無安打18K MLB特集記事「ばかげている」
大リーグ公式サイトが、エンゼルス・大谷翔平投手(26)の決め球スプリットの特集記事を掲載した。「最も打てない球が帰ってきた」との見出しで、今季の3登板で結果球となったスプリットは、19打数無安打18奪三振という驚異のデータを紹介。大リーグ公式データ解析システム、スタットキャストを使って、メジャー最強の魔球を徹底分析した。
大谷は今季13回2/3を投げ、奪った23三振のうち18個がスプリットだった。追い込んでからスプリットを投じたのは20打席で、インプレーはホワイトソックス・ガルシアの二ゴロだけ。許した出塁は1四球のみで、三振率90%(18/20)だった。
さらに平均球速は89・9マイル(約144・6キロ)を計測した。4日のホワイトソックス戦で投じた92・6マイル(約149キロ)を、同サイトは「ばかげている」と形容。直球が約31・75センチ落下しているのに対し、直球とほぼ同じ軌道で打者に向かうスプリットの落ち幅は約80・25センチ。約50センチの落差も“無双”の要因に挙げた。
大谷はここまで3試合で1勝0敗、防御率3・29。3日(日本時間4日)のレイズ戦で4度目の登板を予定している。