大谷翔平、驚異の快足!“センター前二塁打”で3戦ぶり安打 三盗には失敗

 大谷翔平(エンゼルス提供)
レイズ戦の1回、三塁手のグラブをはじく二塁打を放つエンゼルス・大谷=アナハイム(共同)
レイズ戦の1回、二塁打を放ち滑り込むエンゼルス・大谷=アナハイム(共同)
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 「エンゼルス-レイズ」(3日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(26)が「2番・指名打者」で出場し、初回の打席で3戦ぶりの安打となる中前二塁打を放った。

 前日のマリナーズ戦で右肘に受けた死球の影響でこの日予定されていた登板を回避した大谷。初回の打席はエース右腕グラスノーに対し、初球外角スライダーを見送ってストライクを取られた後、ワンバウンドになるカーブを空振りしてあっさり追い込まれる。続く低めのカーブをバットの先でファウルにして粘りを見せると、4球目外角カーブを強振。鋭いゴロ打球はマウンドに当たって変則バウントに。“大谷シフト”で遊撃の位置を守っていた三塁手のグラブを弾き中堅に抜けた。

 大谷は打球の行方を見ながら一塁を蹴り、快足を飛ばして二塁へ滑り込む。きわどいタイミングだったが、スライディングの後、自ら「セーフ」のポーズを決めて二塁を陥れた。しかし、次打者トラウトの初球に試みた三盗は失敗。今季初の盗塁死を記録した。

 大谷はここまで打者で26試合(代打1試合)に出場し、打率・263、リーグ2位タイの8本塁打、同4位タイの20打点、同2位タイの6盗塁をマーク。前日のマリナーズ戦は今季初の2戦連続無安打を喫したが、初回の打席で150キロ直球を右肘に受けた直後に二盗、三盗を記録。打席の合間にアイシングをしながらプレーを続行し、フル出場を果たした。

▽エンゼルスのラインアップ

1番・遊撃 フレッチャー 打率・265、0本塁打、10打点

2番・DH 大谷     打率・263、8本塁打、20打点

3番・中堅 トラウト   打率・413、7本塁打、16打点

4番・三塁 レンドン   打率・273、2本塁打、10打点

5番・右翼 ウォルシュ  打率・356、6本塁打、21打点

6番・左翼 アップトン  打率・233、5本塁打、12打点

7番・一塁 プホルス   打率・192、5本塁打、12打点

8番・二塁 ロハス    打率・179、0本塁打、0打点

9番・捕手 スズキ    打率・225、1本塁打、4打点

   投手 キンタナ   0勝2敗、防御率10・13

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