ダルビッシュ同点許し4勝目逃す 5回2/3を2失点 チームは勝利

パイレーツ戦に先発したパドレスのダルビッシュ=サンディエゴ(ゲッティ=共同)
パイレーツ戦に先発したパドレスのダルビッシュ=サンディエゴ(ゲッティ=共同)
パイレーツ戦の4回、バントの構えをするパドレスのダルビッシュ=サンディエゴ(AP=共同)
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 「パドレス4-2パイレーツ」(5日、サンディエゴ)

 パドレスのダルビッシュ有投手が4勝目の権利を目前にして追いつかれて降板した。今季7試合目の先発。2点リードの六回に同点とされ、なお2死一、二塁の場面で降板。2番手投手が後続を抑えて、ダルビッシュに勝敗はつかなかった。5回2/3を98球、6安打2失点8奪三振だった。

 試合はその裏にパドレスが2点を挙げて勝利。パイレーツとの3連戦を2勝1敗で勝ち越した。

 ダルビッシュは2-0で迎えた六回、先頭の2番レイノルズにソロ本塁打を浴びて1点差とされた。さらに連打で無死一、三塁のピンチを招き、5番スターリングスからはカーブで空振り三振を奪ったが、6番トムに中犠飛を浴びて同点とされた。続くオーウェンに死球を与えて降板となった。

 立ち上がりは順調だった。初回は三者凡退に抑えた。二回は2死から四球を与え、暴投で二塁進塁を許したが、続く7番オーウェンを空振り三振に退けた。味方が1点先制した直後の四回には1死から連打で一、二塁のピンチを招いたが、6番トムを遊飛、7番オーウェンを空振り三振に仕留めて切り抜けた。

 打線は三回にカラティニのソロ本塁打で先制。五回、マイヤーズの適時打で追加点を挙げ、ダルビッシュを援護していたが、直後の六回に同点とされた。

 ダルビッシュは試合前の段階で、3勝(リーグ4位)1敗、防御率2・13(同7位)、49奪三振(同3位)の成績を残していた。

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