レイズ筒香やっと出た23打席ぶり安打 八回に右翼線二塁打 六回満塁機は併殺
「エンゼルス-レイズ」(5日、アナハイム)
レイズの筒香嘉智内野手(29)が23打席ぶりに安打を放った。「7番・一塁」で3試合ぶりに先発出場し、2点リードの八回1死、右腕スレイガーズから右翼線に二塁打を放った。
この日はエンゼルス・大谷翔平投手とメジャー初対決。二回の第1打席は初球、外角低めの154キロ直球を打って左飛。四回2死の第2打席はストレートの四球で一塁へ歩いた。
1点ビハインドの六回は1死満塁の絶好機に登場。2番手ロドリゲスの外角へ沈む154キロシンカーを積極的に打った打球は投手のグラブをかすめて中堅に抜けるコース。だが、あらかじめ二塁ベース後方を守っていた遊撃手の正面をつき、不運な併殺となっていた。
一塁ベースを駆け抜けた背番号25はベース上で悔しさをにじませた。これで22打席連続無安打(3四球含む)としていた。
筒香は前日まで23試合に出場し、打率・155、0本塁打、5打点。新型コロナウイルスのワクチン接種による副反応のため、4月29日のアスレチックス戦を欠場し、同30日のアストロズ戦から戦列に戻ったが、復帰後は快音なし。前日の試合は六回無死一、二塁の好機に代打で空振り三振に倒れ、5戦19打席連続無安打となっていた。