有原航平、3戦連続大量失点 四回途中5失点KO 防御率6・59
「レンジャーズ9-8マリナーズ」(8日、アーリントン)
レンジャーズの有原航平投手(28)が先発し、四回途中6安打5失点。3戦連続大量失点で3勝目はならなかった。序盤から制球に苦しみ、二回までに4点を失った。74球を投げてストライクは45球、与四球3、奪三振3、防御率6・59。チームは逆転勝ちで自身の3連敗をまぬがれた。
右手中指痛で5日のツインズ戦に予定していた登板を回避。8日ぶりにマウンドに上がった有原は初回、先頭ハニガーにシフトでがら空きになった一、二塁間を転がる右前打を打たれると、ルイスに低めの145キロツーシームを右前へ運ばれる。3番シーガーに四球を与えて無死満塁のピンチを背負った。
4月25日のホワイトソックス戦で2回5失点KO、同30日のレッドソックス戦では4被弾で三回途中6失点KO。過去2試合はいずれも大量失点で連敗している。
4番フランスをスライダーで二ゴロに打ち取ったが、三塁走者が生還して先制点を許す。続くクロフォードのゴロ打球で一塁ホワイトは本塁封殺を狙ったが、ビデオ裁定の結果はセーフ。2点目を失った。
二回は先頭を三塁バント安打で出塁させると、8番ホワイトには初球、甘く入ったスライダーを左翼席へ2ラン被弾。2死から四球を出したが、後続を打ち取った。
三回は8球で3人を料理。立ち直ったかに見えたが、四回は8,9番に連続二塁打を浴びて追加点を許し、2者連続三振の後、ルイスに四球を与えたところで交代を告げられた。