股間タッチに悶絶 元MVPベッツ襲った爆笑珍プレー契機にド軍猛攻一挙8得点
「エンゼルス-ドジャース」(7日、アナハイム)
その瞬間、フィールド上の選手が笑顔になり、スタンドからは笑い声が起こった。
微笑ましいハプニングは両軍無得点の四回、ドジャースの攻撃だ。1死一、三塁の好機に4番マンシーが三塁線際に放った一打をエンゼルスの三塁手のロハスが捕球。打球はファウルだったが、帰塁しようとした三塁走者ベッツに反射的にタッチにいった。そのグラブが、モロに股間を直撃したのだ。
もん絶しながら後方へひっくり返る動作に、痛みがうかがえる。2018年のMVPベッツに走った想定外のチン事。うずくまって苦笑いしながら、痛みの終息を待つ。その姿を見たマウンド上のバンディらはこらえきれずに笑みをこぼした。
しかし、そこからドジャースの猛攻が始まる。マンシーの右前適時打でベッツが先制のホームを踏むなど、怒とうの4連打で4点を奪い、バンディをKO。2番手シシェックも攻め立て、打者14人で今季最多の8安打を集中、8点を奪った。そのイニング2度目の打席に立ったベッツは2点適時打を放ち、しっかりやり返した。
エンゼルスの大谷翔平投手(26)は「2番・指名打者」で出場し、エース左腕カーショーに対し、初回の打席は三ゴロ。8点を追う四回無死一塁の打席は空振り三振だった。