大谷翔平VS沢村拓一 メジャー初対決は実現寸前で流れる
「レッドソックス-エンゼルス」(14日、ボストン)
エンゼルスの大谷翔平投手(26)とレッドソックスの沢村拓一投手(33)のメジャー初対決が実現寸前で流れた。
大谷は「2番・指名打者」で先発出場で、八回は1番から始まる打順。ブルペンでは沢村が準備していたが、七回にレッドソックスが逆転。そのため、八回のマウンドにはオッタビノが上がった。
大谷は2点を追う六回2死走者なしの場面で第3打席に立ち、7戦ぶり、ア・リーグトップタイとなる11号ソロを放った。先発右腕ピベットに対し、カウント1-1から外角低めの127キロナックルカーブをとらえると、打球は約11・3メートルの左翼フェンス、グリーンモンスターを越えた。飛距離113メートル。バットの先っぽで運んだパワーと技の一打だった。
初回の打席で左翼フェンス直撃二塁打を放った。
前戦、12日のアストロズ戦は4打数無安打。直近5試合の打率は・143(21打数3安打)と調子を落としていたが、この日は初回の二塁打と合わせて6戦ぶりマルチ安打を記録した。
11本塁打はインディアンスのラミレスに並ぶア・リーグトップタイ。