大谷も敬意「有名なところ」“グリーンモンスター”高さ約11・3m 11号で越えた
「レッドソックス4-3エンゼルス」(14日、ボストン)
エンゼルスの大谷翔平(26)が「2番・指名打者」でスタメン出場し、六回にリーグトップタイとなる11号本塁打を放った。レッドソックスの本拠地、1912年開場の「フェンウェイ・パーク」が誇る名物の一つ、左翼の高いフェンス「グリーンモンスター」を越えての一撃だった。
左翼にそびえる緑色に塗られた壁。その姿から「グリーンモンスター」の愛称で親しまれており、大谷も「有名なところに打てたのはすごい良かったですね」と敬意を込めて振り返った。このフェンスの高さは約11・3メートルある。
センターからレフトポールにかけては一般的な球場と違って、フェンスが一直線に配置されていて、いわゆる左中間の“ふくらみ”がない。左翼線の距離は約94・5メートルと、日本の主な球場と比較しても短いが、フェンスが高いため、その分、ホームランが出づらくなっている。
ただ、これは一般的には右打者から見てのこと。左打席から泳ぎながら逆方向にグリーンモンスターを越えた大谷の一撃は、驚きの一発と言える。(球場のサイズはレッドソックスの公式ウェブサイトより引用)