大谷の九回2死逆転決勝弾に驚嘆 元レ軍守護神、上原氏「あそこの場面で打つぅ??」
「レッドソックス5-6エンゼルス」(16日、ボストン)
エンゼルスの大谷翔平投手(26)が今季初めて「3番・指名打者」で出場し、1点を追う九回に逆転決勝12号2ランを放った。この日は5打数1安打2打点で打率・262。チームの連敗を4で止めた。
敵地ファンを沈黙させた九回2死からの逆転決勝弾。「あそこの場面で打つぅ??」「マジで凄いんだけど…」。そう自身のツイッターで感嘆の声を上げたのは、レッドソックスの守護神で13年のワールドシリーズに貢献した野球評論家の上原浩治氏だ。
ミスター・レッドソックス、ジョニー・ペスキー氏にちなみ、『ペスキーズ・ポール』と呼ばれる右翼ポール際への打球。「あの辺りは打球が戻ってくるんだよねぁ。しかも、最短で80メートルちょっと」と、本拠地フェンウェイパークでの実体験を伝えながら「でも飛距離は問題なかったね」、「ほんまに今年、飛ばないボールになってんの?彼の打球は全く関係ないよね」と、メジャーを席巻している大谷のパワーにしきりに感心していた。(原文ママ)