大谷翔平、2度目の三刀流 五回途中2失点降板後に右翼の守備
「エンゼルス-インディアンス」(19日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手(26)が「2番・投手」で4度目の投打同時出場。投手としては五回途中5安打2失点、与四球2、奪三振5で2勝目ならず。降板後はダブルスイッチで右翼の守備に入り、前回11日の登板に続いて三刀流を実現させた。
1点リードの五回に7番バウアーズに同点ソロを被弾した大谷は2死から四球を与えたところで降板を告げられた。マドン監督と一緒にベンチを出た水原通訳から外野手用グラブを受け取ると、そのまま右翼の守備位置へ向かった。
この日は指名打者を解除して投打同時出場を果たした大谷。初回の打席は三直。1-1の二回2死二塁の好機は177キロの弾丸ライナーを放ったが、中堅手の正面だった。
大谷は前日まで打者として39試合に出場し、打率・271、両リーグ単独トップの14本塁打、リーグ3位タイの33打点をマーク。前日には自己最長タイとなる3試合連続本塁打を記録しており、打撃への期待も大きい。