大谷翔平 球速低下もけがは否定「体が動かなかった」五回途中2失点降板を悔やむ
「エンゼルス2-3インディアンス」(19日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手(26)が「2番・投手」で4度目の投打同時出場。投手としては4回2/3を5安打2失点、与四球2、奪三振5で2勝目はならなかった。降板後は右翼の守備に入った。
野手としては六回まで出場し、3打数1安打。六回に意表を突くセーフティーバントを決めて6戦連続安打をマークしたが、自身初の4戦連発はならず。チームは大谷降板後に勝ち越され、2連敗となった。
この日の最速は153キロで、直球はほとんどが140キロ台をマークした。五回に浴びた同点ソロも、147キロ。本来の球威がなかったが、試合後、大谷はけがの心配について聞かれ「ないと思います。(降板後も)そのまま打ってましたし、単純に体が動かなかったという感じだった」と否定した。
チームでただ一人となる開幕から42試合連続の出場。休みが必要かと問われると「普通にやっててもそういう登板はありますし。逆に言えばそういう登板の時にどれだけ抑えられるかっていうのがシーズン中は大事になってくる」と振り返り、続けて「欲を言えばもう1イニング、2イニング中継ぎの負担を減らせれば良かったのかなと思います」と悔やんだ。
投球内容については「まっすぐがいかなかったという感じ。そのかわりカットが良かったので多めに投げたという感じかなと思います」と収穫も口にした。マドン監督も交代後の大谷の体調について問われ、「悪いところはなにもない」と語った。