大谷と“右中間コンビ”を組むアップトンが「少しナーバスになる」ワケとは

 「エンゼルス6-5アスレチックス」(23日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(26)が1点を追う七回1死満塁の絶好機に代打で途中出場し、同点犠飛を記録した。打席後は交代せずに終盤の打席に備えて右翼に入った。チームは4点差をひっくり返す逆転勝利で連敗を3で止めた。

 2-4の七回に大谷の犠飛などで3点を奪って逆転に成功したエンゼルスは、終盤の攻撃のために同投手を交代させず、八回の守備から右翼に入れた。

 午後1時開始のデーゲーム。カリフォルニアの強い西日に備えてサングラスを着用した大谷が守備位置へ走る。投打同時出場で降板後に右翼を守った19日のインディアンス戦以来、今季4度目の野手としての起用。前回に続いて右中間コンビを組んだ15年目のベテラン、アップトンは「少しナーバスになる」と言った後、「彼が守れないからというわけではないよ」と断ってから「彼のところに平凡なフライボールだけが飛ぶことを願っている。ダイブや(全力の)返球の必要があるような打球でなく、平凡な飛球。僕はそういうことを考えている」と説明。投打でチームをけん引している大谷の体を案じることから「少しナーバスになる」理由を明かした。

 フィールド上での意思疎通については「彼はかなり慣れていると思う」とアップトン。「彼はポジショニング・カード(相手打者の打球傾向を記した表)を理解しているし、コミュニケーションもとてもいい感じで取れている。大した問題ではないと思う」と話した。

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