「エンゼルス１１－５レンジャーズ」（２５日、アナハイム）

　エンゼルスの大谷翔平投手（２６）が「２番・指名打者」で出場し、四回の第３打席で１５号３ランを放った。大谷の本塁打は１８日のインディアンス戦以来、６戦２１打席ぶり（２四球含む）。

　大谷が確信をもって歩いた。６－１の四回２死一、三塁の好機。フルカウントから内角１４３キロカットボールを鋭く振り抜くと、時速１８８キロ、飛距離１１７メートルの打球は低い軌道を描いて右翼席に突き刺さった。

　ＭＬＢスタッツの公式ツイッターは大谷が放った打球速度（１１７マイル）は１５年以降、球団最速とし、大谷自身の最速本塁打であることを伝えた。また、大リーグ公式サイトのボリンガー記者は自身のツイッターで「ショウヘイ・オオタニの本塁打は破壊された」と衝撃の大きさをつづり、打球速度、飛距離、着地点を伝えた。