ダルビッシュ、大谷2ボークに持論展開「最初のボークは審判の失策」
パドレスのダルビッシュ有投手(34)が12日(日本時間13日)、自身のツイッターを更新。フォロワーから前日11日のダイヤモンドバックス戦に先発したエンゼルスの大谷翔平投手(26)の2ボークに関する質問を受け、自身の見解としてつぶやきを連投した。
大谷がボークを連発したのは五回だ。2死一、二塁から初球を投げる前に二塁へのけん制モーションに入ったところで1つ目のボークを宣告された。ダルビッシュは「1回目のは身体の見ている場所によっては膝が先に動いているように見えるのでそこでボークを取った気がします」と、審判の視点が投手の上体ではなく、膝にあった可能性を指摘。カウント1-2から5球目を投じた時に記録した2つ目のボークには「静止時間が短かったと思いますが、取られない時もあるので1個目のボークの後の大谷選手のリアクションにイライラしていたのかもしれません」と記述。最初のボークに対し、困惑の表情を浮かべ、マウンド上から両手を広げて「なぜ?」のポーズを取るなどした大谷の態度が球審の心証を悪くした可能性があるとの見方を示した。
それらの投稿から2時間後にダルビッシュはツイートを続投。最初の投稿後に映像を何度も確認したのか、「2回目のボークを見直しましたが確かに十分に静止していないと思います。あれだと取られても仕方ないと思います」と、自身の見解を修正しつつ、「が、そもそも1回目のがボークではないと思うので普通なら2回目のボークも起きなかったと思います」と、1つ目の判定に疑問符をつけた。
さらに3投目のつぶやきでは「なので最初のボークは審判の失策」と結論づけ、「自責点を1引いてほしいですよね」との言葉で締めた。(原文ママ)