大谷翔平、4戦ぶり無安打で初の4戦連発ならず 2戦連続3三振 2連敗で借金1
「エンゼルス0ー5ジャイアンツ」(22日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手(26)が「2番・指名打者」で出場し、3打数無安打1四球。2戦連続今季7度目の1試合3三振で打率を・269とした。前戦20日のタイガース戦で3戦連発となる23号を放ち、メジャートップに並んだが、自己最長の4戦連発はならなかった。チームは2連敗で4試合ぶりの借金1。
初顔合わせの右腕デスクラファニに対し、初回の打席は四球。カウント2-2からワンバウンドになる134キロナックルカーブにバットを止めてフルカウントとし、内角153キロのシンカーを見送って一塁へ歩いた。
エンゼルスの先発ヒーニーは初回に5長短打で4点を失う苦しい立ち上がり。二回にもソロ被弾で点差は広がった。
劣勢の中で立った三回の打席は空振り三振。初球、外角ナックルカーブを空振りし、2ボールの後に外角バックドアスライダーをファウル。カウント2-2と追い込まれ、高めのスライダーにバットは空を切った。
依然として5点を追う五回は空振り三振。初球、高めの150キロ直球を豪快に空振りし、ボール、見送りストライク、ボールでカウント2-2。ほぼ真ん中の151キロシンカーをファウルにした後、外角高めのスライダーをとらえることはできなかった。
八回1死一塁の打席は2番手リオンに空振り三振。2球連続ストライクを見送って追い込まれた後、外角低めのスライダーにバットを伸ばしてファウルにする粘りを見せたが、カウント1-2から内角高めのカットボールを仕留めることはできなかった。
前日は11日ぶりの休養日だった大谷。快音を期待した地元ファンの前で見せ場をつくることはできなかった。