大谷、球宴最終投票でも圧倒 途中経過得票率63% 日本野手11年ぶり出場“当確”
大リーグ公式サイトは29日(日本時間30日)、オールスター戦(7月13日、デンバー)のファン投票最終投票の途中経過を発表。日本選手で唯一ノミネートされているエンゼルスの大谷翔平投手(26)はア・リーグ指名打者部門で63%の得票率でダントツのトップに立った。
出場が決まれば、日本勢の打者では10年のイチロー(マリナーズ)以来、11年ぶりとなる。
1次投票では約200万の票を集め、2位のマルティネス(レッドソックス)に120万票もの差をつけて上位3人による最終投票に進んだ大谷。米東部時間28日正午(日本時間29日午前1時)から始まった決選投票は1次投票の得票数は加算されず、ゼロからスタートしたが、同サイトによると、大谷は63%の票を集め、2位のアルバレス(アストロズ)の20%を大きく引き離している。
ア・リーグ二塁手部門と外野手部門、ナ・リーグ三塁手部門が混戦の様相。投票は7月1日午後2時(同7月2日午前3時)まで実施され、同日夜に先発メンバーが発表される。
最終投票の途中経過は以下のとおり。
<ア・リーグ>
指名打者部門
(1)大谷翔平(エンゼルス)63%
(2)ヨルダン・アルバレス(アストロズ)20%
(2)JD・マルティネス(レッドソックス)17%
捕手サルバドール・ペレス(ロイヤルズ)60%
一塁ウラジミール・ゲレロ(ブルージェイズ)71%
二塁(1)マーカス・セミエン(ブルージェイズ)42%
(2)ホセ・アルトゥーベ(アストロズ)41%
三塁ラファエル・ディバース(レッドソックス)59%
遊撃ザンダー・ボガーツ(レッドソックス)46%
外野手(1)マイク・トラウト(エンゼルス)20%
(2)アーロン・ジャッジ(ヤンキース)14%
(3)バイロン・バクストン(ツインズ)12%
(4)マイケル・ブラントリー(アストロズ)11%
<ナ・リーグ>
捕手バスター・ポージー(ジャイアンツ)55%
一塁(1)フレディ・フリーマン(ブレーブス)45%
(2)マックス・マンシー(ドジャース)32%
二塁(1)アダム・フレージャー(パイレーツ)46%
(2)オジー・アルビーズ(ブレーブス)36%
三塁(1)ノーラン・アレナド(カージナルス)36%
(2)ジャスティン・ターナー(ドジャース)33%
(3)クリス・ブライアント(カブス)30%
遊撃フェルナンド・タティス(パドレス)61%
外野手(1)ロナルド・アクーニャ(ブレーブス)21%
(2)ニック・カステヤノス(レッズ)18%
(3)ジェシー・ウィンカー(レッズ)15%
(4)ムーキー・ベッツ(ドジャース)12%