エンゼルスの大谷翔平投手（２６）が２日（日本時間３日）、オンライン取材に応じ、ア・リーグ指名打者部門で初めて選出されたオールスター戦での登板について心境を語った。

　大谷は球宴のマウンドに立つことに「できないな、と思うことはないですね」としながら「ただＤＨでの選出なので、そこで投げることは適切なのかどうかっていうのは正直、分からない」とした。

　メジャーのファン投票は先発出場する野手を対象にしたもの。投手は選手間投票とコミッショナー事務局の判断によって選出され、４日（同５日）に発表される。ここまで１２登板のうち９試合で投打同時出場し、３勝を挙げている大谷は、現時点で球宴登板について自軍のマドン監督、球宴でア・リーグを指揮するレイズのキャッシュ監督とは話し合っていないことを明かしながら、「もちろん、投げてほしいと言われれば、投げるとは思いますけど、僕から何かということはないかなと思います」と、自ら希望を伝える考えはないことを明言した。