大谷が注目の“二刀流出場”へ メジャー球宴の出番はどれぐらい?日本より濃密

 エンゼルスの大谷翔平投手が4日、選手間投票により投手としても選出され、ファン投票による指名打者(DH)とあわせて“二刀流”で試合に登録されることになった。13日(日本時間14日)、デンバーのクアーズ・フィールドで行われる本番では、どのような出場になるだろうか。

 メジャーの球宴は日本と違い、毎年1試合しか行われない。その分、各選手の出番も日本の球宴と比べて“濃密”になる。

 2019年で見ると、当時ヤンキースの田中将大は二回の1イニングに登板し、無失点に抑えて勝利投手になった。先発投手を含め、ほとんどの投手の出番が1イニングだった。また、試合に登録された全員の投手が登板するとは限らない。野手も、ほぼ1打席か2打席で出番を終える選手がほとんどだ。

 傾向にならえば登板1イニングに1打席か2打席の打撃となりそうだが、ファン投票選出の選手としてDHでスタメン出場するとなると、ルール上は大谷が登板するにはDHを解除しなければならない。実際にはどう扱われるのか、登場のタイミング、采配も注目される。

 大谷はこの日のオリオールズ戦の勝利後、「初めてなので、まずは楽しみたい。ホームランダービーとかもあるので、全体的に楽しめたらなと思います」と、コメントした。

 花巻東の先輩・菊池雄星投手が選出されたことには、「率直に、すごいうれしいですし、高校の監督も喜んでくれると思う」。さらに、日本ハムの先輩・ダルビッシュ有投手も選出されたことには、「実際にダルビッシュさんとは対戦したことないので、してみたいなというのが、率直なところかなと。自分らしいスイングが、できればかなと思います」と“日本ハムの背番号11対決”を望んでいた。

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