大谷翔平が日本選手最多32号 松井秀喜氏「真の長距離打者」「大リーグの常識変えた」

5回、32号本塁打を放つエンゼルスの大谷。日本選手のシーズン最多本塁打記録を更新した=7日、アナハイム(提供・共同通信社)
 レッドソックス戦の5回、32号本塁打を放ったエンゼルス・大谷=アナハイム(共同)
 レッドソックス戦の5回、32号本塁打を放ちJ・イグレシアス(4)に迎えられるエンゼルス・大谷=アナハイム(共同)
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 「エンゼルス-レッドソックス」(7日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が「2番・指名打者」で出場し、同点の五回に32号ソロを放ち、チームを勝ち越しに導くとともに、この日まで並んでいた松井秀喜(ヤンキース)を抜いて日本選手1シーズン最多本塁打記録を塗り替えた。

 メジャー2年目の04年にシーズン31本塁打を記録した松井氏は10年に所属した“古巣”エンゼルスを通して大谷の偉業をたたえた。

 「シーズン32本塁打は、大谷選手のバッティングを持ってすれば、ただの通過点にすぎないと思います。大リーグでは私も長距離打者とは呼ばれたことはありましたが、彼こそが真の長距離打者だと感じます。また、大谷選手は素晴らしいピッチャーです。大リーグの常識を変えた唯一無二の存在です。今後もファンの方々や少年たちの夢を背負い、シーズンを乗り切ってほしいと思います。私も一野球ファンとして、楽しみにしています」(原文まま)

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