大谷翔平「心強い選手だな、と」新相棒ウォルシュと連弾で最強Rソックスに連勝

 試合後にオンライン取材に応じる大谷
 レッドソックス戦の5回、自身に続く2者連続本塁打を放ったウォルシュ(20)とベンチでタッチを交わすエンゼルス・大谷=アナハイム(共同)
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 「エンゼルス5-4レッドソックス」(7日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が「2番・指名打者」で出場し、同点の五回に32号ソロを放ち、チームの勝ち越しに導くとともにこの日まで並んでいた松井秀喜(ヤンキース)を抜いて日本選手1シーズン最多本塁打記録を更新した。この日は初回の左前打と合わせて4打数2安打1打点。今季24度目のマルチ安打で打率・279。チームはア・リーグ最高勝率チームに連勝し、貯金を2とした。

 流れを変えた。同点の五回、先頭大谷が17年ぶりに日本選手最多本塁打記録を塗り替える右越え32号ソロを放つと、続くウォルシュは中越え21号で突き放した。

 不振とけがで精彩を欠くレンドンに代わって4日から大谷と2、3番コンビを組むウォルシュは七回にも点差を広げる22号ソロ。そろって13日に開催されるオールスター戦に初出場する新相棒の活躍に大谷は「左バッターはチームにもあまりいないので今日みたいに連続で、うしろで守ってくれる心強い選手だなと思います」と、存在の大きさを語った。

 ア・リーグ最高勝率、同東地区の首位を快走するレッドソックスにシリーズ2勝1敗。6月14~16日の敵地ボストンでの3連戦は1勝2敗だった強豪にやり返した大谷は「素晴らしいチームなので、僅差のゲームを取れたのはチームとしても自信になるかなと思います」と明るい声で話した。

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