大谷は激闘の末に初戦敗退 ソトとまさかの2度の延長戦に苦笑い「疲れた!」

 本塁打競争1回戦のエンゼルス・大谷(提供・共同通信社)
 本塁打競争の1回戦でソトと対戦するエンゼルス・大谷=12日、デンバー(共同)
 本塁打競争前に打撃練習をする大谷(提供・共同通信社)
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 「米大リーグ・ホームランダービー」(12日、デンバー)

 エンゼルスの大谷翔平投手が登場。第1ラウンドでナショナルズのソトと対戦し、まさかの2度の延長戦となる激闘の末に、無念の初戦敗退となった。

 まず先行のソトが放った22本に対し、大谷は終盤に巻き返し、何とか追いついた。1分間の延長戦でもソトが6本を上積み、それに追いついた。だが、3スイング制で3発を入れたソトに対し、大谷は1本目で打球が上がらず、ゲームセットとなった。

 大谷が打席に登場すると大歓声が上がったが、最初の1分ではまさかの1本。大谷は苦笑いを浮かべながらスイングを続けた。途中で休憩を取り、マリナーズの菊池から水分を手渡されると「疲れた!」と声を発した。驚異的な巻き返しを見せて追いついたが、終わった後には「きっつい」と笑った。

 ソトは昨季最年少でナ・リーグ首位打者を獲得した左の強打者。今季はここまで11本塁打を放っている。リーグトップ33本塁打の大谷は第1シード、優勝候補の筆頭として出場したが、まさかの初戦敗退となった。

 今季の舞台は打者有利である高地・デンバーのクアーズ・フィールドでの開催。大谷は本番前の練習で510フィート(155・4メートル)を計測する驚愕の最上階弾を放ち、ファンをどよめかせていた。

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