ともに自己ワースト 大谷は2カ月ぶりの5タコ&4三振 菊池は7失点で5敗目
「エンゼルス9-4マリナーズ」(17日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手(27)が「2番・指名打者」で出場。チームは大勝したが、大谷は5月10日以来の5打数無安打に終わった。
九回まででは自己ワーストとなる1試合4三振。19年8月30日レッドソックス戦では延長15回、8打数無安打4三振の経験がある。
この日は先発の菊池に対し、全くタイミングが合わなかった。
初回の第1打席はスライダーに泳がされて遊飛。二回の第2打席は緩急を使われ、最後は外角の直球に見逃し三振。五回の第3打席はスライダーを4球連続で投げられ、空振り三振に倒れた。
六回の第4打席はスワンソンの156キロにバットが空を切り、空振り三振。らしさを欠いたのは第5打席で、右腕モンテロの内角、完全なボール球のスライダーに手を出し、空振り三振に倒れた。
大谷は球宴ではホームランダービー、投打で奮闘。疲労も懸念される中、中2日で出場した前日のマリナーズ戦は5打数1安打2打点だった。
マリナーズ先発の菊池は後半戦初登板も、5回で自己ワーストタイの7失点。5敗目を喫した。球宴では体調不良などの影響もあって登板はなかったが、持ち味を発揮できなかった。